猫ちゃんのご飯をAIM30にすると腎臓の働きをサポートすることができる
今回の記事では、
「猫とできるだけ長く一緒に暮らしたい」
「先代の猫が腎臓病で亡くなったけど、どうしたら腎臓病になりづらいのだろう」
などの猫の腎臓とご飯についてお伝えします。
私も子供の頃飼っていた先代の猫を先天性の腎臓病で亡くしたことがあります。
その当時は、飼っていた猫が日に日に弱っていく中で腎臓病の新薬が一刻も早く出来ないかな?と毎日考えていました。
腎臓病は血液検査で病状が出る時には腎機能の80%が壊れてしまっている状態のとても怖い病気です。
そんな腎臓病を回避できると猫ちゃんの寿命が30年になるのも夢の話ではなさそうですね。
今回の記事は以下参考文献を参考に書いております。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228020
https://www.nekobu.com/blog/2023/02/21-2.html
この記事は猫の医学に関しては一素人が書いたものであり、曖昧な表現や、真実ではない表現が見受けられる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
また、猫の健康管理についてはかかりつけ獣医師と相談した上で決定を行なってください。当ブログでは一切の責任を負い兼ねることをご了承ください。
猫の死因の一位は腎臓病だから、腎臓の健康維持が大切
猫の死因は1位がガンで2位は腎臓病。それでもガンで亡くなった猫の腎臓を見ると腎臓はボロボロだそうです。猫の腎臓病の罹患率はほぼ100%だそうです。
腎臓は老廃物を濾過して尿を排出する臓器です。
猫はこのゴミ排出があまり得意ではないので、腎臓病にかかる猫が多いと言われています。
AIMは元東大の研究医、宮崎徹教授が研究しているタンパク質
宮崎教授は、元々消化器内科の臨床医だそうです。
1995年ごろからAIMの研究をして2017年頃から猫の薬開発を始めたそうです。
2022年4月には、AIM医学研究所を立ち上げています。
AIM30は腎臓の健康維持をサポートするタンパク質(AIM)に着目したご飯
AIMというタンパク質は、猫だけでなく人間ももともと持っているタンパク質の一つです。
普段AIMはIgMという抗体にくっついて存在しています。
体内でゴミを見つけるとAIMはIgMと離れ、ゴミにくっつきマクロファージにAIMごと分解されていきます。
ただ、猫のAIMはIgMと全然離れてくれません。それが故にゴミの排出が上手く出来ないのだそうです。
AIM30はAIMとIgMを引き剥がしてくれるのをサポートするご飯のようです。
ゴミ排出が苦手な猫の体内でゴミを集めてくれます。
それをマクロファージがAIM ごと食べることによってゴミ処分ができるみたいです。
その他AIM30ご飯の特徴
下部尿路の健康維持のため、リン、マグネシウム、カルシウムを調整
マグネシウム:約0.085%、リン:約0.9%、カルシウム:約1.0%腎臓の健康維持に配慮し、ナトリウムの含有量を調整(標準:0.37%)
オメガ3脂肪酸を含むアマニが皮膚、被毛の健康をサポート
AIM30は猫と30年暮らすために宮崎教授がマルカンと共同開発した総合栄養食
腎臓病は10年以上のゴミの蓄積によって起きてしまう病気だそうです。
腎臓が悪くなってしまった猫であれば、AIMを直接増やす投薬が有効みたいですね。
まだ腎臓が悪くなければ、体内のAIMの機能を活性化させてあげるAIM30のようなご飯でゴミを取り除いてあげるのが有効だそうです。
今後も新薬の開発や治験を進めていく段階みたいなのでこれからが楽しみですね!
うちねこにも実際にあげてみた
私が買ったのはAIM30室内去勢猫用のチキン味です。
食べるのに夢中で写真がうまく撮れませんw
粒は結構小さめで食べやすいかと思います!
おやつやサプリメント、チュールもあります
ご飯を変えるというのももちろん良いと思いますが、食べ慣れたご飯じゃないとダメな猫ちゃんには、サプリメントやおやつもありだと思います。
また、療法食を食べている猫ちゃんには療法食をベースにおやつとしてあげてみるというやり方を宮崎教授も推奨しているみたいです。
AIMが配合されたチュール
forAIMチュールもこちらでレビューしています